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金属加工工場にスポットクーラー取付 (*^^)v

天井が高く、しかも移動式門型クレーンのある工場にスポットクーラー6セット取付ました。スポットクーラーは、セパレート式で室外機があるので、室内に排熱が出ません。
03③ワイヤー完成



広い工場の中の人が立つ場所にスポット的に冷風をあてる事を目的として計画します。室内機の取付は、移動式門型クレーンの邪魔にならない場所に取り付けないといけないのでH形鋼の梁にネグロス電工のチャンネル支持金具で固定して取り付けます。
01本体吊り金具



ネグロス電工の「チャンネル支持金具(強力タイプ)」を使用しましたが、色々な部材を見つけてない物は、自分で加工して作ります。

ネグロス2

この室内機は、3人用でφ125ジャバラダクトの接続口が3つあります。真ん中の一本は、ワイヤーを張って10m先まで吊って配管しました。本体の後ろには、冷媒配管とドレン配管を少し勾配をつけて屋外まで出しています。
02本体吊り金具完成



2台目の室内機は、200×400のH形鋼の柱に4×50×50のドブメッキアングルを加工して取り付けて、壁のCチャンから寸切りボルトで支持を取りました。
04①張出し金具1



H形鋼の柱を挟み込み、M12の寸切りボルトで締め付けて取り付けたので、溶接の火花や鉄の切り粉で室内を汚さず取付出来ました。
05①張出し完成2



3台目の室内機は、2台目と同じようにH形鋼の柱に取り付けですが、吹き出し口の位置が壁から5mくらい離さないといけないので軽量の50角のアルミパイプとアングルを使いました。
06②張出し金具2



吹き出し口を機械の操作するオペレーターのいる場所に配管します。
07②張出し金具2完成



4台目の室内機は、柱から伸びるブラケット式クレーンと干渉しない様に取り付けます。
08④壁吊りブラケット



ダクトをワイヤーで吊るして移動出来るようにして、吹き出し口を作業している場所に向けられる様にしました。
09④壁吊りブラケット完成



5台目の室内機は、H形鋼の梁から吊ってに取り付けました。その1本のダクトは足場用の単管パイプの部材を使って左右にスイング出来る様に工夫しました。
ブラケット



1本のダクトは、鉄骨の柱間にワイヤーを張って、それに吊るして10m先まで配管しました。
11⑤可動ブラケット完成



6台目の室内機は、壁掛け型業務用エアコンを壁から離してオペレーターに近づく位置に取り付けました。
12_20210811075907d87.jpg



この場所は解放空間ですが、少し閉塞的な空間なので、このエアコンだけ冷房だけでなく暖房も使えます。透明のポリカ中空ボードで風向ガイドをつけました。
13⑥壁掛け2



冬場の寒さは、200Vの電気ストーブでしのいでいましたが、今度の冬は楽になると思います。透明のポリカ中空ボードなので、暗くならず、万一ぶつかっても安全です。
14⑥壁掛け3

今回のスポットクーラー工事は、企画から完成まで1ヶ月以上かかりましたが、色々と考えを巡らせ、事前に材料を加工して、なるべく現場作業を少なくしてお客様の業務に差し支えない様にしました。

それから、お客様がフォークリフトで工場内の物を移動してくださったり、多くのご協力頂き大変感謝しております。楽しい仕事をさせて頂きありがとうございました。




by、ひろし











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広島市中区で業務用エアコンの取付

こんにちは!たかひろです!

先日広島市中区の美容室で業務用エアコンの取替工事をしてきました!症状を伺ったところルーバーが壊れてスイングしかできない、暖房を入れても温風が出ないときがある等でした。他にも設置してから20年近い年数で修理も難しい状態であった為、買い替えを決められたそうです。以下は工事の様子です。

↓エアコン室外機搬出の様子、今回は1階屋根部分に設置されていましたが、屋根が低かったのでアッパー(簡易荷上げ機)で下ろすことができました!レッカーなど大がかりな物を準備することなく出来て良かったです


↓新しい室外機も同じように上げていきます↓


↓室外機の搬出・据付まで人手が必要だったので、社長は処分品を積んで一足先に撤収


↓室内機設置の様子、周囲もビニールで養生をして作業をしています。建物の築年数が長く天井がまっすぐではありませんでしたが、頑張って調整しました


↓室内機ドレンも前と同じように流しに向けて配管をしました、勾配の確認もバッチリです↓


↓リモコンはモール+モールボックスで取り付けました↓


↓室内と室外の完成の様子です。配管配線は既存と同じルートで施工をしました↓




今は中間期でエアコンが無くても過ごせる日が多いですが、本格的に暑くなる前に動作の確認をしてみてください。今時期であれば壊れていても耐えられる、工事もすぐに取り掛かれるなどメリットがあります。快適な夏が過ごせるよう今のうちにご準備をしてみては如何でしょうか?

それでは(^-^)/

災害時の断水の備え

前回の続きですが、
サコダ車輌の社長から相談をうけました、その内容は
最近災害が多くその備えをしたいと言う事ですが、
「停電も困るが断水でトイレが使えずに非常に困った経験がある。」

我が社の東広島の作業所には、高架水槽を設けてトイレに使ってます。
とお話しすると、「うちもそれを付けてや」と言う事で設置する事になりました。


30×30の亜鉛メッキアングルを切ってパンチャーで穴開け加工します。
亜鉛メッキを溶接すると有毒ガスが出るのでボルトナット組立にしました。
①アングル加工


満水になると、500Lポリタンクなので520kg位の重量になります。
4本の脚は亜鉛メッキの100×100のH鋼に4面ブレス(筋交)を取付け
頑丈にしましたので、ガッチリして見た目も安心感があります。
②架台作成


東広島店の建物の裏側で将来的にも邪魔にならないであろう場所、
且つトイレに近い場所に基礎を作ります。
アスファルトを剥いでブロックで枠を作り生コン打設します。
③高架水槽基礎


クレーン付きトラックで作業場から現場に運んで設置します。
④搬入据付


足元をケミカルアンカーでしっかり固定しますが、頭が重いので
建物躯体からも支持を取る為、天井裏に入ってC型鋼にボルト止めしました。
⑤躯体固定


躯体固定したアングルを壁から出してしっかり防雨コーキングしました。
⑥建物内部鉄骨にボルト固定


これなら、大きな地震が来ても大丈夫だと思います。
⑦躯体に支持


井戸水の屋外散水栓の中を掘ってアスファルト舗装に
穴を開け上手く分岐する事が出来ました。
塩ビ管にそわせてある黄色の線は、凍結防止ヒーターです。
⑧散水栓分岐


画像中央にある突起物は、加圧ポンプです。
既存トイレがイナックスのサティスだったので、自然の落差の水圧では
圧力が足らず使用出来ないので取り付けました。
⑨加圧ポンプ


断水時でもトイレが使える様に500L高架水槽からの配管をしました。
「サティス」トイレの一回の使用水量5Lなので、約100回使用できます。
最近のトイレは、タンクレスが増えて断水時に苦労すると言う声を
良く聞きます。故障すると修理費用も高いし、でもやっぱり最新型の
トイレは、快適で掃除も楽になっているので文句はいえませんが、
⑩トイレ内配管


水道のルールで三方切替を取り付けたらいけないので、
給水ホースを着脱して非常時水栓につなぐ様にしました。
⑪非常用水栓


東広島は寒いので屋外露出配管には、凍結防止ヒーターは必須です。
でも、意外と知られていないのが、電気の消費が大きい事です。
ここでは、6m75W・10m125W合わせて200Wのヒーターです。
そのままだと、年間約2万円の電気代が掛かるところですが、
「セーブ90」と言う90%電気代が抑制できるパーツを取り付けました。
⑫凍結防止ヒーター節電器
メーカーの広告通りの成果があれば、年間電気代が2万円→2千円になります。


完成しました。
災害時地域の方に電気とトイレをご提供できる準備が出来ました。
⑬設置完了


迫田社長の地域の人の為に貢献したいと言う心意気に応える為
一生懸命に知恵を絞って作りました。


迫田社長ありがとうございました。
ご協力いただいたサコダ車輌スタッフの皆様ありがとうございました。


by、ひろし



海田町でスポットクーラーの設置

こんにちは!たかひろです。
先日長年お世話になっているお客様の食品加工工場にスポットクーラーを設置しました!

今までは排熱ファンや天吊パッケージエアコンで対策されていたようですが、フライヤーやガスコンロから発せられる熱量が多い事や、冷房運転をしても給排気ファンにより空気が常に循環しているため空間を冷やす事が難しい状態でしたお客様より「既に夏のような暑さなので直ぐに工事をしてほしい」と依頼を受け、5/20に契約し5/29に着工となりました。以下は工事の様子です。

着手前に食品加工工場なので調理機械にゴミがつかないようしっかり養生を行いました!


機械の吊り上げは作業エリアが狭かったので人力で頑張りました!


ダクトは結露しないように防露ダクトを使用、また、ダクトが落ちないよう天井裏に入ってしっかり補強材を入れながらダクトを吊っています。


室外機の設置状態です。冷媒配管と電源線は一つのスリムダクトにまとめて通しました!


中の完成状態です!朝9時から6人で開始して夕方6時には片付け清掃・動作確認含めてなんとか終わる事ができましたo(^▽^)o

反対側からの写真


今回のようなフライヤー等熱源が直ぐ間近にある場合や、給排気ファンが常に稼働し空気が循環し続けている場所では通常のエアコン等では涼しくすることは難しいです。スポットクーラーであればダクト配管をすれば思うところを冷やせてエアコンの能力を大きくするよりも手頃かつ確実に作業環境の改善に役立ちます。今回設置したスポットクーラーにご興味がある方はこちらのURLをクリックしてください→ダイキン工業 スポットエアコン クリスプ

それでは

呉市で天吊エアコン設置

今日で2月も終わりますが今年はほとんど雪が降りませんでしたね。
私は小さいころから花粉症持ちなのですがここ最近かなりキているのを感じます、、、。
暖かくなってきたのは感じますが花粉のおかげでお家の窓はなかなか開けることができません!
そんなときに重要なのが空調!そう!エアコンですね!今回は呉市の工場でのエアコン取り付けです。


今回取り付けるお部屋です。従業員さんの休憩室に使われている部屋になります。
1設置前


天井裏を覗いたところです。工場の天井裏には一般的に断熱材が入っていない事が多いので夏場は大変な暑さになります。
2天井内


こちらは屋根の下地です。今回室外機を屋根の上に設置するにあたり、下地の中に照明用のケーブルなどが入っていないか確認した際の写真です。(固定用のネジでケーブルを打ち抜くと電気が落ちてしまい大目玉を食らうでしょう。)
3天井内


写真2枚目の天井内を通した配管を壁面から取り出したところです。雨や虫等の小動物が入らないように隙間はしっかりふさぎます。
4配管
5配管


配管作業中です。エアコンは能力が高くなるにつれて配管が太くなります。今回の配管は一般的な家庭用のルームエアコンよりも2サイズ太い配管で、且つ断熱のされていない天井裏ということで結露の発生を防ぐため配管断熱材の厚さが普段の2倍の物を使用しました。(化粧カバーに収めるのが大変でした。)
6配管


屋根の上に架台を固定して室外機を取り付けます。屋根材のスレートは割れやすいためステンレスのハンガーレールで補強し、架台はZAMという高耐食めっきが施された物を使用します。60キロある室外機を10年近く保持する必要があり、海が近い場所であることと高い場所に設置することを踏まえてなるべく耐久性に優れたものを使用しました。
7架台
8外機


休憩室の天井は900mm角のジプトーンだったのですっきりとした見た目になりました。
年々暑くなる夏に備えて従業員さんの為に早めの設置をしていただきました。
9完了


夏真っ盛りの7月8月になるとエアコンを取り付ける業者は引っ張りだこで中々手がとれません。
商品自体も品薄になったりしてしまいます。エアコンの寿命はおおよそ10年ぐらいで早いと6年目ぐらいから故障したりするものもあります。(30年ぐらい使われているめちゃくちゃ長寿な個体も中にはあります。)
酷暑の続く昨今の真夏のど真ん中で急な故障が起きると長ければ数週間にわたってエアコンの無い生活を強いられてしまうことにもなりかねません。エアコンは夏場には無くてはならない生命維持装置の一つだと考えて、早め早めの買い替えをご検討ください。

お見積り、工事のご依頼は<<TEL082-822-2976>>
又は<<弊社HPお問い合わせフォーム>>まで!

by課長(ともひろ)


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Author:ひだまりブログ
 株式会社ハマイ(http://www.555-801.com/)のブログです。

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