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産業用太陽光発電の出力制御

株式会社ハマイでは現在10kW以上の産業用産業用太陽光発電は取り扱っておりませんが、
2018年ごろまでは野立て50kW未満太陽光の設置販売をさせていただいており、旧ルールと新ルールの太陽光になります。
※10kW未満の太陽光につきましては引き続きお取り扱いさせていただいております。

ここ最近になりまして、当時購入いただきましたお客様より、
「代理制御調整金というものがものすごい引かれるようになったがどういうことなのか」
というお問い合わせをいただくようになりました。
弊社で設置いただいたお客様の多くが中国電力管内の旧ルール500kW未満オフライン事業者に該当し、
6月分で~15%程度、7月分で~25%程度が代理調整金として差し引かれている状況です。
※旧ルール500kW未満の太陽光は元々出力制御の対象外でしたが、2022年より30日ルール出力制御対象になっております。

経済産業省ウェブサイトの出力制御についての説明が掲載されたページによりますと、
>旧ルール500kW未満の太陽光発電事業者は、過去の審議会において当面の間は出力制御の実施対象外とされたものの、
>出力制御への適切な方法による協力を確認しつつ、系統運用に支障を来すおそれが生じた場合には出力制御を実施
>することが適当と整理されてきました。
>旧ルール500kW未満の太陽光発電事業者を出力制御実施対象に含めた場合には、現在出力制御実施対象となっている
既存事業者や新規連系が見込まれる事業者の出力制御日数が低減するとともに、新規投資の予見性が向上するため、
>さらなる再エネ投資にプラスの効果が見込まれます。
このように、当初は「系統運用の円滑化のためであればやむなく」というスタンスだったものが、後発の不満解消のための手段に置き換わってしまっています。
出力制御が多く発生している現状は、電力系統に余裕が無くなってから新たな系統連系を渋っていた電力会社に対して
再生可能エネルギーの比率を高めるために、「指定電気事業者制度」を作って無理な運用を要請した行政に責任があります。
制度設計で発生した不満・不具合を、「協力」という呼び名で一部の事業者に負担を押し付けています。

旧制度で設置された中にはみなし認定移行制度で強制的に事業計画等が必要な新制度に移行されあた個人の方もおられます。
設置時の計画が事故や災害等で狂ってしまうのは仕方がないことですが、杜撰な制度変更が原因というと、受け入れがたいものがあります。
これまで何度か事業者に負担を強いる制度変更が行われていますが、今回は特に被害が大きく感じられる方が多いようです。


この度中国電力、中国電力ネットワーク、経済産業省資源エネルギー庁新エネルギー課に問い合わせをいたしました。
中国電力、中国電力ネットワークに関しましては「経済産業省の出しているガイドライン」の通りにしている。との回答で、
経済産業省資源エネルギー庁新エネルギー課に関しましては、「制度上そう決まっている。以上の返答はできない」そうでうす。

制度への不満や意見も電話では受け付けておられないそうで、何かある場合には
経済産業省資源エネルギー庁の問い合わせフォーム
↑こちらにメールを送れば回答をすることはないが、そういう意見があったということは受け付ける。とのことでした。

弊社を信用して設置いただきましたお客様には大変申し訳無く思っております。
何か進展があればご報告させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
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太陽光発電で電気代高騰に対応 (^^♪

昨今の電気代の高騰は、まだまだ続きそうな感じですね!
2年前に比べて2倍くらいになっています。皆さんも節電を心掛けていらっしゃると思いますが、限界があります。
最近太陽光発電システムの問い合わせが増えていますがこちらのお宅では屋根に載せたくないとの事でしたので、遊休地への地上設置をお勧めして設置させて頂く事になりました。



設置予定場所にPPロープを張ってお客様に確認していただきました。
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今回も基礎工事は、上垣工務店さんにお願いしました。
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土をある程度すき取ってレベルをだして転圧します。
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土間に生コンを打って日を変えて立ち上がりの基礎を型枠を組んでセメントを流し込みます。
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糸を張って正確に位置だしをしてアンカーセットします。
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基礎が完成しました。
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自社の作業所で錆にくい溶融亜鉛メッキのH鋼を加工して架台を作成したものを現地で組み立てます。
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1枚415Wの大きめの太陽電池モジュールを架台に取付て行きます。
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1枚415Wモジュールを3列5段、15枚合計出力6.225kwシステムです。
年間予想発電量は約7,000kWh(1か月平均583kWh)で平均的家庭使用量約4,500kWhを上回っていますが、売電価格が16円(10年間)なので、電力会社への支払いは発生します。
蓄電池に貯めて、発電しない時間帯に電気を使うと電力会社への支払いは減りますが、現在の蓄電池の価格ではお勧めできません。
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太陽電池モジュールの角度は太陽の低い冬場によく発電する様に30度にしました。
現在、国の定めるルールで、地上設置する場合、人が安易に入れないフェンスで囲う必要がありますがコストを抑える為、猪よけフェンスを使用しました。
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架台と太陽電池モジュールの設置完了しました。
しっかりとしたコンクリートの基礎と頑丈な鋼製架台で「あとあと安心工事」です。
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今回の地上設置太陽光発電システムは、太陽電池モジュールはエクソル社製でパワーコンディショナはパナソニック社製です。
モジュールは25年出力保証、パワーコンディショナは15年保証で長く安心してご使用いただけます。

ご興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせください。
お問合せは、0120-555-801 お気軽にお電話ください。


by、ひろし






地上設置太陽光発電で電気代削減!

東広島市のお客様から電気代削減のご相談をお受けしました。
先ずは、ご使用中の電化製品のご使用状況を聞き取りして無駄がないかをアドバイスさせて頂きました。
その上で、太陽光発電システムのご提案をさせて頂きました。
現在の太陽光発電システムは、買取価格が【2023年度16円/kW】と安く自家消費が断然お得ですが、太陽光で発電する時間帯に消費する電気が限られているので、大容量の太陽光発電システムを設置しても費用対効果が悪くなります。
過去のデータを見ると冬場電気代が高く、太陽の低い冬場に良く発電する様に30度の角度で400Wのパネルを16枚で6.4kWを取付させて頂く事になりました。
設置場所は自宅前に広い遊休地があり、そこに地上設置します。

お客様のご要望で、強固なコンクリートべた基礎にします。


現在、太陽光発電システムを地上設置する場合には、国のルールとして、周囲を人が容易に入れない様にフェンス等で囲う必要があります。
フェンスの影で発電が悪くならない様にフェンスを太陽電池パネルから離して設置しますが、その中に防草シートを敷いて草が刈りにくくならない様に配慮した設計です。
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冬場の発電量を良くする為に30度の角度の鋼製架台を自社で加工するための「パンチャー」という電動工具です。
鉄工ドリルキリで穴開けするよりも簡単にきれいに穴開けできます。
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3台それぞれ違うサイズの穴です。Φ14、Φ11、Φ14長穴とポンチとダイスの交換も可能ですが、使い分ける便利です。
充電式のものは、持ち運びも便利で厚さ8mmのH鋼にも穴開け出来ます。
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前側の2つの基礎を基準にレーザー墨出し器で後の2本の足の位置とレベル出しをします。
防草シートは、コンクリートべた基礎下にもぐらせているので、キワから草が生えません。
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加工場で加工した鋼製架台をクレーン付きトラックで運んで組み立ててゆきます。
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ドブメッキの100×100のH鋼6mの重さは約120kgです。
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クレーン操作は、ワイヤレスリモコンなので、便利です。
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縦桟を取り付けています。
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太陽電池パネルは、Qセルズ製で1枚400Wで8直列×2回路で合計16枚、合計6.4kWです。
パネルサイズ1692×1134×32で重さは20.9kgです。
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太陽電池パネル設置完了しました。
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横から見た画像です。
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太陽光発電システムの地上設置をご検討の方は「あとあと安心工事」のハマイにお任せ下さい。
設置費用は、このべた基礎仕様(生コン車横付け)200万(税別)です。

株式会社ハマイ  0120-555-801



by、ひろし

安芸区で太陽光パワコンの取替え

安芸区で故障した太陽光パワコンの取替えの仕事をしてきましたo(^▽^)o
お伺いしたお家では太陽光パワコンは1年以上前に故障しそのままにしていたそうですが、ここ最近の電気代の値上がりなどもあり太陽光を再稼働させたいとの事でした。

まずは太陽光パネルに異常が無い事を確認する必要があります。もし確認をせずにパネルに異常があった場合、保証を受ける事ができません
当社ではI-V特性測定装置「ストリングトレーサ」を使用してパネルに異常が無いか診断していきます。測定は接続箱と呼ばれる屋根から降りてきた配線が集中している個所で測定を行います。パネル内の回路が断線している場合この測定で分かります。

下図は測定装置の画面です。波が乱れている水色の波形が異常のある回路、正常の場合は黄色の波形のようになだらかな曲線になります。
I-Vカーブ異常

今回も事前にパネル異常が無い事を確認し、取り換えるパワコンと既存のパネルに互換性がある事を確認し作業に取り掛かりました。互換性の確認は①故障したパワコンの型番②現在設置してある太陽光パネルの型番③各回路に接続されているパネルの枚数をメーカーへ伝えて確認をします。

今回故障したパワコンは三洋製の4.0kwパワコンです、これをパナソニック製4.0kwパワコン「VBPC240NC2」へ取り換えます。
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取り外した様子です、新しいパワコンと古いパワコンでは電線の入り口が異なる為壁に穴をあけて電線が出る位置を変えたり、取付場所の補強等、状況に応じて必要な処置を行います。
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取替後の様子です。今回は新旧のパワコンの大きさに差が無く取付跡も出ませんでしたが、機種によっては取付跡が出てしまう場合もあります。取付後は正常に運転していることを確認し、取扱説明を行ってお客様へお引き渡しとなります。今回のようなケースだと事前調査に小一時間、取替に2~3時間程度で完了します。
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パナソニックの場合15年間保証が無償で付くので保証期間内に十分元が取りやすいのでお勧めですo(^▽^)o
仮に30万円で設置しても年間2万円以上の電気代を安くする事ができれば良いので難易度としてもそれほど難しくないと思われます。日中の電気代が1kwhあたり約35円とした場合、年間で約570kwh、1日当たり約1.5kwh以上自家消費できれば良いのでいつもと変わらない生活でクリアができると思われます。

太陽光パワコンが故障したまま放置している、保証期間が終了しそろそろ取替をご検討の方はぜひハマイへご相談ください!
お問い合わせはこちらから!メール・お電話どちらでも受け付けております!

それでは!byたかひろ

海田町で太陽光パワコンの取替え

海田町で太陽光パワコンを交換してきました!エラー表示が出て発電しなくなったとご連絡を受けたのですがうちの会社の台帳を見たとき設置から22年以上経過しており、今まで運転していたことに驚きました
うちの会社でも初期の頃に設置した製品なので既存のパネルに異常が無い事や新しいパワコンとの互換性等も慎重に調べて機種を選定しました!

まずは既存の太陽光パネルが現行の太陽光パワコンと接続しても問題が無いかを調べていきます。いつものIVカーブ測定器だけではなく、今回の場合パネルが古く資料が残っていなかったため屋根に上がりパネルの仕様(IocやVoc等)を現地で確認しました。
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今回のパワコンは屋外用のマルチ接続型のパワコンで回路数は5回路でした、最近の屋外用マルチ接続型のパワコンは多くても4回路までの接続が多く、そのまま取り換える事ができなかったため屋内用集中型パワコンに変更しました。集中型パワコンとは接続箱を設置し接続箱とパワコンを繋ぐシステムの事です。この方式であれば回路数が多くても対応ができます。

お客様へご説明をして屋内用パワコンの取付場所は現在屋外用パワコンが設置してある裏のお部屋に決まりました。
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そのまま裏に設置すると位置が悪いので屋外側を配管して位置を調整します。接続箱は屋外パワコンが取り付けられていた所に設置する事でモジュール配線を延長することなく施工できます。
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室内側の取り付け後の写真です。屋外から屋内に移ったことにより異常が容易に確認できます。
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屋外側の仕上がりです、どうしても取付跡は出てきますがビス穴等はコーキングをして防水処理をしています。
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最近は電気代も値上がりし、家庭への負担が大きくなってきているので太陽光が再び稼働するようになりお客様も大変お喜びのご様子でした。その他にもパワコンを新しくしたことにより15年間のメーカー保証が付くので安心です
今回のように設置年数が長く経過した太陽光の場合、当時の仕様と現在の仕様が大きく異なる場合がある為機器の選定は慎重に行う必要があります。当社では設置状況や配線状況などを見てお客様にとって一番負担の少ない工事をご提案いたします!

お問い合わせはこちらから!お気軽にお問い合わせください!!

それでは!byたかひろ
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Author:ひだまりブログ
 株式会社ハマイ(http://www.555-801.com/)のブログです。

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