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新築住宅へのヒートポンプ式床暖房の設置(東広島市)

⑩室外機設置完了

11月に入り朝晩は冷え込むようになりましたね。電気代含む光熱費の高騰が気になりますがだからといって我慢できるものではありません
上垣工務店様よりご依頼いただきまして、新築住宅に三菱電機製ヒートポンプ式床暖房「エコヌクール」を設置させていただきました!

施工前には敷設床面の掃除を行います。
①パネル敷設前

パネルを置いて、隣のパネルと段ができる場合にはめくって確認し、床に段差ができないようにします。
②パネル下掃除

パネルを敷設した状態です。ヒートポンプ温水式床暖房は、循環液の温度が低めである代わりに、可能な限り床面積に対する敷設率が高くなるように計画してあります。
③パネル敷設

パネルと室外機との間の配管は床下を通しますので床面には根太や大引を避けて貫通部分があります。
④床貫通処理1

断熱層を貫通する場合には発泡ウレタンを吹いて、隙間なく埋めます。
⑤床貫通処理2

屋外に取り出した循環液配管に圧力ゲージをとりつけて、溶接部分などからの漏れが無いかを確認します。
⑥圧力テスト1

今回のお宅では合計5系統の循環液回路があり、それぞれにゲージを取り付けています。
⑦圧力テスト2

約1か月後、外部足場が無くなり、外構の基礎ができましたのでゲージ圧力の低下が無いことを確認して室外機と熱交換器を設置します。
⑧圧力テスト3

200V電源、循環液配管、リモコン通信線、熱交換器とヒートポンプ間の通信線及び冷媒配管を接続します。
⑨熱交換器配管配線

全ての配線配管を接続したら循環液を注入し、試運転を行って工事完了です!
⑩室外機設置完了

今回は一緒にエコキュートも設置させていただきました。
2台並んだヒートポンプの内、左が床暖房で右がエコキュートのものになります。
ヒートポンプ式熱源は電気ヒーター式と比較して消費電力量が半分以下になり、ランニングコストまで含めたトータルのコストパフォーマンスに優れているのも特徴の一つです。
光熱費の高騰している昨今、今後住宅の購入をお考えの場合には選択肢の一つとして検討してみては如何でしょうか

▼ヒートポンプ式床暖房を検討される方は是非弊社HPまで!▼
ハマイ ヒートポンプ式床暖房のページ

㈱ハマイでは新築時取付・リフォーム時の取付、取替・既設機器からの取替・他熱源からの移行(ガスや灯油からの移行)等各工事に対応させていただいております。
お見積り、工事のご依頼は<<TEL082-822-2976>>
又は<<弊社HPお問い合わせフォーム>>まで!

by課長(ともひろ)

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新築住宅へのヒートポンプ式床暖房の設置(東広島市)

上垣工務店様よりご依頼いただきまして、新築住宅に三菱電機製ヒートポンプ式床暖房「エコヌクール」を設置させていただきました!

パネル敷設前には敷設面をきれいに掃除します。
①パネル敷設前

こちらはLDKスペースです。家具やキッチンの直下を避けて可能なかぎり広い面積にパネルを敷き詰めます。
②パネル敷設

パネル間の銅管溶接個所は全ヶ所チェックして記録写真を残しています。
③パネル配管確認1
④パネル配管確認2

配管に圧力をかけて漏れている箇所が無いか確認します。
⑤圧力テスト

こちらのお宅は「自宅兼学習塾」にされるということで「ご自宅用」と「学習室用」の2台を設置させていただきました。
⑥熱交換器取付

広々とした学習室いっぱいに床暖房パネルを敷設したのでたくさん配管が出てきています。
⑦熱交換器配管接続

熱源となるヒートポンプと接続して完成です!
⑧設置完了


お施主様のご厚意で2022年2月19日㈯、20日㈰の二日間オープンハウスをされています。
※新型コロナ対策の為、完全予約制となっております。上記リンクより内容をご確認ください。

2月に入り一層寒さが厳しくなってきました。我が家の床暖房はフル稼働しています。
今回のお施主様と学習塾に通われる塾生さん達も床暖房で快適に過ごしていただけるものと期待しています。

▼ヒートポンプ式床暖房を検討される方は是非弊社HPまで!▼
ハマイ ヒートポンプ式床暖房のページ

㈱ハマイでは新築時取付・リフォーム時の取付、取替・既設機器からの取替・他熱源からの移行(ガスや灯油からの移行)等各工事に対応させていただいております。
お見積り、工事のご依頼は<<TEL082-822-2976>>
又は<<弊社HPお問い合わせフォーム>>まで!

by課長(ともひろ)

クール暖いよいよ取付 (*^^)v

風もない、音もない、臭いもない、最高に快適! クール暖いよいよ取付です。

天井内にあらかじめ、配管していた「O2カットの架橋ポリエチレン管」をクロスが仕上がって天井から引き出しました。



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設置する壁には、結露してカビない様に、キッチンパネルを貼ってもらっています。
そこに墨だしをして壁取付金具を取り付けます。



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壁取付金具に、樹脂製の「クール暖」本体を取り付けます。



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天井から出たパイプと「クール暖」本体を専用金具で繋ぎます。



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パイプと金具を化粧カバーで覆い見た目をスッキリさせます。



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どうですか?・・・・スッキリして見えますか? この化粧方法は、全て現場合わせです。




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「クール暖」本体は、冷水と温水を通す熱交換器で、冷水を通した際、結露して水滴が落ちます。
本体右下にVP-20のドレン配管が見えますが、リフォームの場合仕上がって床にあなを開けて配管しないといけないので大変です。



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この建物は、在来工法のお宅で基礎の人通口を通ってもぐって行って配管するのですが、狭くてとても大変でした。その狭い隙間には崇弘くんしか入れませんでした。



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ユニットバスの天井内から外壁にあなを開けて20mm断熱の太いパイプを4回路、計8本通しましたが、これも大変です。




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通したパイプを断熱材付きのままでは、莫大大きな収まりになるので、被覆を剥いであらかじめ作成してきたヘッダーに繋ぐ準備をします。



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私の計算通り、綺麗に収まりました。  長年の経験に裏打ちされています。(自画自賛)(^^♪




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循環液(不凍液)を4つある回路の一回路毎にエア抜きしながら入れて行きます。
このヘッダーは、イタリア製のCALEFFI社製です。(優れものです。)




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長府製作所製の冷温水ヒートポンプ熱源機を今回は採用しました。



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リビングに2基


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脱衣場に1基



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寝室に1基



合計4基の「クール暖」を設置し終わりました。

次回は、仕上げと試運転の予定です。



では、



by、ひろし




クール暖(輻射冷暖房)リフォーム工事

広島市西区で輻射冷暖房システム(クール暖)工事承りました。

木造住宅ですが、壁、床、天井を解体した大規模リフォーム現場に「クール暖」4基を設置します。
天井材を貼る前ですが、天井裏に冷温水パイプの架橋ポリエチレン管を先行配管しています。



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天井裏に通した架橋ポリエチレン管ですが、冷水を流した時、結露しないように20mm厚断熱材のものを使用します。



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クール暖(輻射冷暖房システム)の概要図ですが、ヒートポンプ式室外機で冷温水を作り、それを循環させますが、熱交換器の上部から入れて、上部から出す仕組みです。
ドレン水は床下にもぐって配管します。冷温水も床下を通せれば作業の手間が少なくて済むのですが、熱交換器内にエアーをかんでしまうのでNGと言う事です。
システム概要の図面の中に「半密閉膨張タンク」が記載されていますが、長府製作所製のヒートポンプ熱源機には、本体に半密閉膨張タンクが内蔵されたものがあり、工事の際省けて、コストと手間を省けます。



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これまで、半密閉膨張タンクを取付けていましたが、今回メーカーさんから不要だと言う事で、長府製作所製のヒートポンプ熱源機をバラシて構造を確かめました。



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今回の現場では、4基の「クール暖」熱源機を取り付けますので、冷温水を4分岐させる「ヘッダー」が必要です。
20mm断熱の架橋ポリエチレン管が4回路、計8本を分岐させる為には、大きなヘッダーボックスが必要となりますが、現場の状況から、なるべくコンパクトに集約させる必要がありますので、自作する事にしました。




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画像に写っているヘッダーは、イタリアのCALEFFI社製です。分岐回路の圧力を均一に調整出来て、行き戻りの冷温水の温度も判る優れものですが、接続口のネジ径が日本の規格と異なり使いずらいです。



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夏場に冷水モードにすると、金属部分がびっしり結露しますので、アルポリと断熱材スタイロフォームで箱をつくります。




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上蓋にもの内側にも断熱材スタイロフォームを貼り付けました、



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上蓋をかぶせた画像です。後は現場て取り付ければ完成です。



現場が完成したらまた、ブログ、アップします。



それでは、お楽しみに



by、ひろし





1階全面リフォームに伴う床暖房工事(前編)

東区の長年お世話になっているお客様のお宅で床暖房工事を
させて頂く事になりましたので、レイアウトプラン作成しました。




三菱床暖房エコヌクールの専用シミュレーションソフトで光熱費を試算
する事が出来ますので、見積書とともにお出しさせて頂きました。

「試算表を拡大して見る」

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「三菱床暖房エコヌクール」は大気の熱を利用するヒートポンプ式なので、
他熱源と比べランニングコストも安く、タイマー機能がとても充実していて、
「休日用」と「平日用」などとして2つのパターンで設定できます。
電気代の目安がわかる「ECOチェック」機能もあり快適で省エネです。



玄関横の和室を解体したところです。フロア材で仕上て洋室になります。
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床暖パネル<2畳用>VPH-20M6を3組並べます。
フロア材の貼り方向によっては、<1.5畳用>VPH-15M6を4組にしないと
いけない場合もあります。(パネルの温水配管とフロア材は直交ですので。)
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銅管方式のパネルなので、電気ロウ付機でロウ付けします。
火を使うガストーチだと周囲を焦がしてしまいます。



温水回路のロウ付けが出来たら、各回路毎に窒素ガスを充填して
3.0kgf/c㎡の圧力をかけて基本12時間以上経って漏れのない事を
確認してフロア材を貼ります。
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窒素ガスで圧力をかけて、「ガス漏洩検知剤 ギュポフレックス」を
ロウ付けした箇所にかけて、漏れを確認します。
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万一漏れていると、蟹が泡を吹いた様に泡が出ますので、慎重に
目視で確認します。(これをしないと苦労が水の泡になるかも?)(笑)
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通常は、温水配管は床下を通しますが、建物も構造上、隣の部屋の
床下に入るところがなく、一旦天井裏に上げて、パイプシャフトの中を
通して再度床下に降ろしました。(鳥居配管)
仕方なく鳥居配管になった場合は、本体基盤の設定をして、使用してない
時期にも定期的に循環ポンプを回してエアがみしない様にします。
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いよいよリビングの温水パネル配管ですが、やはり床の基礎があり
配管出来ないので、基礎を湿式コアで穿孔しました。
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電気ロウ付け機でのロウ付け作業ですが、専用のフラックスを付けて
終わったら、しっかり濡れ雑巾でフラックスを拭取る必要があります。
拭取らず放置すると銅管に穴が開いてしまう可能性がありますので。
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温水配管を床下に通す為に開けた床の穴は、すき間風が入らないよう
に発泡ウレタンを充填して塞ぎます。
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リビングの広い範囲を一日で終わらせて窒素ガスで圧力を張ることが出来
ました。ロウ付け箇所の漏れもチェックして、きれいに掃除機をかけました。
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温水パネルの赤い印は、この下に配管がある場所を知らせる為です。



各回路毎に圧力をかけて圧力メーターに印をつけて、翌日フロア材を貼る
大工さんに、くれぐれも圧力メーターを定期的に見ながらフロア材を釘打ち
してもらう様お願いして帰ります。
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床暖房の工事は、大工さんとの連携なしではできません、
弊社では、信頼できる工務店さんとタッグを組んで施工してますので
安心してお任せ下さい。


後編は、10日後位にアップする予定ですので、
お楽しみに!


それでは、・・・・・・・また 




by、ひろし




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Author:ひだまりブログ
 株式会社ハマイ(http://www.555-801.com/)のブログです。

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