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災害時の断水の備え

前回の続きですが、
サコダ車輌の社長から相談をうけました、その内容は
最近災害が多くその備えをしたいと言う事ですが、
「停電も困るが断水でトイレが使えずに非常に困った経験がある。」

我が社の東広島の作業所には、高架水槽を設けてトイレに使ってます。
とお話しすると、「うちもそれを付けてや」と言う事で設置する事になりました。


30×30の亜鉛メッキアングルを切ってパンチャーで穴開け加工します。
亜鉛メッキを溶接すると有毒ガスが出るのでボルトナット組立にしました。
①アングル加工


満水になると、500Lポリタンクなので520kg位の重量になります。
4本の脚は亜鉛メッキの100×100のH鋼に4面ブレス(筋交)を取付け
頑丈にしましたので、ガッチリして見た目も安心感があります。
②架台作成


東広島店の建物の裏側で将来的にも邪魔にならないであろう場所、
且つトイレに近い場所に基礎を作ります。
アスファルトを剥いでブロックで枠を作り生コン打設します。
③高架水槽基礎


クレーン付きトラックで作業場から現場に運んで設置します。
④搬入据付


足元をケミカルアンカーでしっかり固定しますが、頭が重いので
建物躯体からも支持を取る為、天井裏に入ってC型鋼にボルト止めしました。
⑤躯体固定


躯体固定したアングルを壁から出してしっかり防雨コーキングしました。
⑥建物内部鉄骨にボルト固定


これなら、大きな地震が来ても大丈夫だと思います。
⑦躯体に支持


井戸水の屋外散水栓の中を掘ってアスファルト舗装に
穴を開け上手く分岐する事が出来ました。
塩ビ管にそわせてある黄色の線は、凍結防止ヒーターです。
⑧散水栓分岐


画像中央にある突起物は、加圧ポンプです。
既存トイレがイナックスのサティスだったので、自然の落差の水圧では
圧力が足らず使用出来ないので取り付けました。
⑨加圧ポンプ


断水時でもトイレが使える様に500L高架水槽からの配管をしました。
「サティス」トイレの一回の使用水量5Lなので、約100回使用できます。
最近のトイレは、タンクレスが増えて断水時に苦労すると言う声を
良く聞きます。故障すると修理費用も高いし、でもやっぱり最新型の
トイレは、快適で掃除も楽になっているので文句はいえませんが、
⑩トイレ内配管


水道のルールで三方切替を取り付けたらいけないので、
給水ホースを着脱して非常時水栓につなぐ様にしました。
⑪非常用水栓


東広島は寒いので屋外露出配管には、凍結防止ヒーターは必須です。
でも、意外と知られていないのが、電気の消費が大きい事です。
ここでは、6m75W・10m125W合わせて200Wのヒーターです。
そのままだと、年間約2万円の電気代が掛かるところですが、
「セーブ90」と言う90%電気代が抑制できるパーツを取り付けました。
⑫凍結防止ヒーター節電器
メーカーの広告通りの成果があれば、年間電気代が2万円→2千円になります。


完成しました。
災害時地域の方に電気とトイレをご提供できる準備が出来ました。
⑬設置完了


迫田社長の地域の人の為に貢献したいと言う心意気に応える為
一生懸命に知恵を絞って作りました。


迫田社長ありがとうございました。
ご協力いただいたサコダ車輌スタッフの皆様ありがとうございました。


by、ひろし



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 株式会社ハマイ(http://www.555-801.com/)のブログです。

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