21年経過したパワーコンディショナの取替
安芸郡熊野町で太陽光発電システムのパワーコンディショナが
はじめて故障したお客様からのご依頼で修理にお伺いしました。
21年前に、どこか別の業者で設置されたとの事でしたが、その業者は
すでに廃業されていて、ホームページで弊社を見つけてくださって
お電話いただきました。
パワーコンディショナは、三菱電機製のPV-PN04B3で「E-00」エラー
連系リレー異常でした、センサ基盤か制御基板を交換すると修理
可能ですが、この時期の部品は高価で、修理費用が5万円を超える
ので、買い替えをおすすめしました。

弊社では、パワーコンディショナの買替をしていただく前には必ず
屋根の上の太陽電池モジュールが正常に働いている事を確認します。
戸上電機のIV特性測定器SPST-A1を使って、IVカーブをみます。
下の赤青黄3つの線のカーブが同じように右下がりの山になって
いるので、こちらのお宅のストリングは正常です。
太陽電池モジュール8枚が直列に繋がって一つのストリングです。
8直列×3系統24枚の構成で、3.2kwの出力で、パワコンに残って
いたデータで、これまでに79,873kw/h発電していました。
79,873kw/h÷3.2kw=24,960kw/hで、それを21年で割ると1kwあたり
年間1,188kw/h発電した計算になりますので、十分に発電していた結果
でした、パワコンを交換するとこれからも働き続けてくれると思います。

今では、エコガイドとかHEMSの装置で安価に簡単に電気の自家消費
と売電量が分かりますが、当時はこんな装置が必要だったんですね。

大きな計測装置と主幹を分岐するBOXが取り付けてありましたが、
計測装置は必要ないので、取り外します。

30分ほど停電させて頂いて要らない配線を撤去して古いパワコン
もとりはずします。

古いパワコンを取り外した状態ですが、配線の取り出し位置が、
右上でしたが、新しいパワコンは右下になるので変更します。

新しく取り付けるパワコンは、「エクソル」と言うメーカー製ですが、
実は、製造元は三菱電機ですので品質面でも安心ですし、万一の
故障の際も弊社で修理対応できます。今年の3月末で三菱電機は
太陽光発電事業から撤退しましたが、OEMとしてパワコン製造は
続けて行くと言う事なので、「エクソル」を採用する事にしました。
元付いていたパワコンも三菱電機製でしたので、本体サイズも
ほぼ、同じなので古い跡もカバーできます。

メンテナンスも慣れた製品なので、マニュアルを見なくても設定が
出来ます。

停電時間30分も含めて約2時間で作業完了しました。

パワーコンディショナの設計寿命は15年と言われてますが、個体差
があり、10年以内でも故障するものもあり、20年以上故障なく運転
できるものもありますが、ちゃんとした施工と、保守メンテナンスが、
大事だと思います。
屋根の上の太陽電池モジュールも特定の機種ですが、不具合から
早い時期に発電不良になる場合がありますので、注意が必要です。
環境配慮の観点からも、なるべく長く太陽光発電システムを使い
続けて、ゴミにしない様にしたいですね!
弊社では、多くの太陽光発電システムの施工、保守を手掛け
シャープ・パナソニック・エクソル(三菱電機製)のパワコンを
他メーカーからの取替(メーカーマニュアル順守)可能ですので、
お気軽にご相談下さい。
by、ひろし
はじめて故障したお客様からのご依頼で修理にお伺いしました。
21年前に、どこか別の業者で設置されたとの事でしたが、その業者は
すでに廃業されていて、ホームページで弊社を見つけてくださって
お電話いただきました。

パワーコンディショナは、三菱電機製のPV-PN04B3で「E-00」エラー
連系リレー異常でした、センサ基盤か制御基板を交換すると修理
可能ですが、この時期の部品は高価で、修理費用が5万円を超える
ので、買い替えをおすすめしました。

弊社では、パワーコンディショナの買替をしていただく前には必ず
屋根の上の太陽電池モジュールが正常に働いている事を確認します。
戸上電機のIV特性測定器SPST-A1を使って、IVカーブをみます。
下の赤青黄3つの線のカーブが同じように右下がりの山になって
いるので、こちらのお宅のストリングは正常です。

太陽電池モジュール8枚が直列に繋がって一つのストリングです。
8直列×3系統24枚の構成で、3.2kwの出力で、パワコンに残って
いたデータで、これまでに79,873kw/h発電していました。
79,873kw/h÷3.2kw=24,960kw/hで、それを21年で割ると1kwあたり
年間1,188kw/h発電した計算になりますので、十分に発電していた結果
でした、パワコンを交換するとこれからも働き続けてくれると思います。


今では、エコガイドとかHEMSの装置で安価に簡単に電気の自家消費
と売電量が分かりますが、当時はこんな装置が必要だったんですね。


大きな計測装置と主幹を分岐するBOXが取り付けてありましたが、
計測装置は必要ないので、取り外します。

30分ほど停電させて頂いて要らない配線を撤去して古いパワコン
もとりはずします。

古いパワコンを取り外した状態ですが、配線の取り出し位置が、
右上でしたが、新しいパワコンは右下になるので変更します。

新しく取り付けるパワコンは、「エクソル」と言うメーカー製ですが、
実は、製造元は三菱電機ですので品質面でも安心ですし、万一の
故障の際も弊社で修理対応できます。今年の3月末で三菱電機は
太陽光発電事業から撤退しましたが、OEMとしてパワコン製造は
続けて行くと言う事なので、「エクソル」を採用する事にしました。
元付いていたパワコンも三菱電機製でしたので、本体サイズも
ほぼ、同じなので古い跡もカバーできます。

メンテナンスも慣れた製品なので、マニュアルを見なくても設定が
出来ます。

停電時間30分も含めて約2時間で作業完了しました。

パワーコンディショナの設計寿命は15年と言われてますが、個体差
があり、10年以内でも故障するものもあり、20年以上故障なく運転
できるものもありますが、ちゃんとした施工と、保守メンテナンスが、
大事だと思います。
屋根の上の太陽電池モジュールも特定の機種ですが、不具合から
早い時期に発電不良になる場合がありますので、注意が必要です。
環境配慮の観点からも、なるべく長く太陽光発電システムを使い
続けて、ゴミにしない様にしたいですね!
弊社では、多くの太陽光発電システムの施工、保守を手掛け
シャープ・パナソニック・エクソル(三菱電機製)のパワコンを
他メーカーからの取替(メーカーマニュアル順守)可能ですので、
お気軽にご相談下さい。

by、ひろし
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