1階全面リフォームに伴う床暖房工事(前編)
東区の長年お世話になっているお客様のお宅で床暖房工事を
させて頂く事になりましたので、レイアウトプラン作成しました。

三菱床暖房エコヌクールの専用シミュレーションソフトで光熱費を試算
する事が出来ますので、見積書とともにお出しさせて頂きました。
「試算表を拡大して見る」

「三菱床暖房エコヌクール」は大気の熱を利用するヒートポンプ式なので、
他熱源と比べランニングコストも安く、タイマー機能がとても充実していて、
「休日用」と「平日用」などとして2つのパターンで設定できます。
電気代の目安がわかる「ECOチェック」機能もあり快適で省エネです。
玄関横の和室を解体したところです。フロア材で仕上て洋室になります。

床暖パネル<2畳用>VPH-20M6を3組並べます。
フロア材の貼り方向によっては、<1.5畳用>VPH-15M6を4組にしないと
いけない場合もあります。(パネルの温水配管とフロア材は直交ですので。)


銅管方式のパネルなので、電気ロウ付機でロウ付けします。
火を使うガストーチだと周囲を焦がしてしまいます。
温水回路のロウ付けが出来たら、各回路毎に窒素ガスを充填して
3.0kgf/c㎡の圧力をかけて基本12時間以上経って漏れのない事を
確認してフロア材を貼ります。

窒素ガスで圧力をかけて、「ガス漏洩検知剤 ギュポフレックス」を
ロウ付けした箇所にかけて、漏れを確認します。

万一漏れていると、蟹が泡を吹いた様に泡が出ますので、慎重に
目視で確認します。(これをしないと苦労が水の泡になるかも?)(笑)

通常は、温水配管は床下を通しますが、建物も構造上、隣の部屋の
床下に入るところがなく、一旦天井裏に上げて、パイプシャフトの中を
通して再度床下に降ろしました。(鳥居配管)
仕方なく鳥居配管になった場合は、本体基盤の設定をして、使用してない
時期にも定期的に循環ポンプを回してエアがみしない様にします。

いよいよリビングの温水パネル配管ですが、やはり床の基礎があり
配管出来ないので、基礎を湿式コアで穿孔しました。

電気ロウ付け機でのロウ付け作業ですが、専用のフラックスを付けて
終わったら、しっかり濡れ雑巾でフラックスを拭取る必要があります。
拭取らず放置すると銅管に穴が開いてしまう可能性がありますので。

温水配管を床下に通す為に開けた床の穴は、すき間風が入らないよう
に発泡ウレタンを充填して塞ぎます。

リビングの広い範囲を一日で終わらせて窒素ガスで圧力を張ることが出来
ました。ロウ付け箇所の漏れもチェックして、きれいに掃除機をかけました。

温水パネルの赤い印は、この下に配管がある場所を知らせる為です。
各回路毎に圧力をかけて圧力メーターに印をつけて、翌日フロア材を貼る
大工さんに、くれぐれも圧力メーターを定期的に見ながらフロア材を釘打ち
してもらう様お願いして帰ります。

床暖房の工事は、大工さんとの連携なしではできません、
弊社では、信頼できる工務店さんとタッグを組んで施工してますので
安心してお任せ下さい。
後編は、10日後位にアップする予定ですので、
お楽しみに!
それでは、・・・・・・・また
by、ひろし
させて頂く事になりましたので、レイアウトプラン作成しました。

三菱床暖房エコヌクールの専用シミュレーションソフトで光熱費を試算
する事が出来ますので、見積書とともにお出しさせて頂きました。
「試算表を拡大して見る」

「三菱床暖房エコヌクール」は大気の熱を利用するヒートポンプ式なので、
他熱源と比べランニングコストも安く、タイマー機能がとても充実していて、
「休日用」と「平日用」などとして2つのパターンで設定できます。
電気代の目安がわかる「ECOチェック」機能もあり快適で省エネです。
玄関横の和室を解体したところです。フロア材で仕上て洋室になります。

床暖パネル<2畳用>VPH-20M6を3組並べます。
フロア材の貼り方向によっては、<1.5畳用>VPH-15M6を4組にしないと
いけない場合もあります。(パネルの温水配管とフロア材は直交ですので。)


銅管方式のパネルなので、電気ロウ付機でロウ付けします。
火を使うガストーチだと周囲を焦がしてしまいます。
温水回路のロウ付けが出来たら、各回路毎に窒素ガスを充填して
3.0kgf/c㎡の圧力をかけて基本12時間以上経って漏れのない事を
確認してフロア材を貼ります。

窒素ガスで圧力をかけて、「ガス漏洩検知剤 ギュポフレックス」を
ロウ付けした箇所にかけて、漏れを確認します。

万一漏れていると、蟹が泡を吹いた様に泡が出ますので、慎重に
目視で確認します。(これをしないと苦労が水の泡になるかも?)(笑)

通常は、温水配管は床下を通しますが、建物も構造上、隣の部屋の
床下に入るところがなく、一旦天井裏に上げて、パイプシャフトの中を
通して再度床下に降ろしました。(鳥居配管)
仕方なく鳥居配管になった場合は、本体基盤の設定をして、使用してない
時期にも定期的に循環ポンプを回してエアがみしない様にします。

いよいよリビングの温水パネル配管ですが、やはり床の基礎があり
配管出来ないので、基礎を湿式コアで穿孔しました。

電気ロウ付け機でのロウ付け作業ですが、専用のフラックスを付けて
終わったら、しっかり濡れ雑巾でフラックスを拭取る必要があります。
拭取らず放置すると銅管に穴が開いてしまう可能性がありますので。

温水配管を床下に通す為に開けた床の穴は、すき間風が入らないよう
に発泡ウレタンを充填して塞ぎます。

リビングの広い範囲を一日で終わらせて窒素ガスで圧力を張ることが出来
ました。ロウ付け箇所の漏れもチェックして、きれいに掃除機をかけました。

温水パネルの赤い印は、この下に配管がある場所を知らせる為です。
各回路毎に圧力をかけて圧力メーターに印をつけて、翌日フロア材を貼る
大工さんに、くれぐれも圧力メーターを定期的に見ながらフロア材を釘打ち
してもらう様お願いして帰ります。

床暖房の工事は、大工さんとの連携なしではできません、
弊社では、信頼できる工務店さんとタッグを組んで施工してますので
安心してお任せ下さい。
後編は、10日後位にアップする予定ですので、
お楽しみに!
それでは、・・・・・・・また

by、ひろし
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