廿日市市でコロナ対策の換気工事
廿日市市のクリニックの院長先生から、コロナ対策の換気工事の依頼がありました。
こちらのクリニックでは、発熱があったりするコロナ感染の疑いのある患者は、
一般患者とは別の出入り口を設け、診察も別の部屋でされていました。
換気対策は窓をあける対策をされていましたが、夏は暑く、冬は寒い状態でした。
現状のお話をお聞きして、改善策を下のイラストの内容でご提案させて頂きました。
【問題点と対策】
①現状の窓をあけての換気では、一般患者のクリーンゾーンに、コロナ感染の
疑いのあるイエローゾーンの空気が流れてくる心配がある。
②窓の開け具合でどの程度空気の入れ替えが出来ているのか分からない。
③窓を開けすぎると冬は寒いし、夏は暑く患者さんも辛く、労働環境も悪くなる。
④換気の仕組みは目に見えずわかりにくく、周知徹底が難しい。
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改善ポイント①
空気をどこから取込み、どこに排気するか、計画換気をしてイエローゾーンの空気を
クリーンゾーンに行かない様にする。(イエローゾーンは常時陰圧にしておく)
改善ポイント②
CO2センサーを設置して空気の汚れ具合を「見える化」して、数値が悪くなった時
換気扇を強運転に切り替える。(強運転切替のタイミングが分かってくる。)
改善ポイント③
三菱電機の熱交換式換気扇「ロスナイ換気扇」を設置する事により冷暖房した空気の
熱を回収して光熱費も抑える事ができて、冬場の加湿した空気の湿度も保ちます。
改善ポイント④
このポスターを作って、掲示する事により、空気の流れやCO2濃度の「見える化」
で、換気システム全体の仕組みを使う人が理解する事で、安心できる。
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ここからは、実際の工事画像です。

ロスナイ換気扇の設置予定場所です。

壁にφ100のパイプが通る穴を2つ開けます。(本体取付金具を付けた状態です。)

屋外から見た画像ですが、外壁はタイルで下地の上に耐火鉄板が貼ってあり開ける
のに大変でした。おまけに屋外の炎天下の作業で・・・・・

1台目のロスナイ換気扇がやっと着きました。朝9時から初めて午後2時を回っていました。

2台目のロスナイ換気扇を取り付ける場所ですが、既存の給気口を利用するので、
穴あけは1か所で済みます。

2台目の取付が、約1時間半で完了しました。穴あけが1箇所なのと、手慣れてきたので、
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今回取り付けた「ロスナイ換気扇」の説明・詳細です。


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ロスナイ換気扇の24時間換気と強運転を切り替える操作スイッチを現場の看護師さん
が操作できる場所に設置する事にしました。

100V電源は、天井裏から分岐して、室内の間仕切り壁に隠蔽配線して、換気扇に
送る配線は床下を通して配線しました。

換気扇操作スイッチのそばに「CO2センサー」を置いて、収容人数が増えて、
CO2濃度上昇の注意信号ランプがついたら現場の看護師さんに強運転に
切り替えるお願いをしました。
【今回設置したCO2センサー】

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今回、クリニックの休診日に1日で工事が完了出来て一安心でした。
院長先生には、お立合い頂き、何かと便宜を図って頂きまして、感謝いたします。
本当にありがとうございました。
by、ひろし
こちらのクリニックでは、発熱があったりするコロナ感染の疑いのある患者は、
一般患者とは別の出入り口を設け、診察も別の部屋でされていました。
換気対策は窓をあける対策をされていましたが、夏は暑く、冬は寒い状態でした。
現状のお話をお聞きして、改善策を下のイラストの内容でご提案させて頂きました。
【問題点と対策】
①現状の窓をあけての換気では、一般患者のクリーンゾーンに、コロナ感染の
疑いのあるイエローゾーンの空気が流れてくる心配がある。
②窓の開け具合でどの程度空気の入れ替えが出来ているのか分からない。
③窓を開けすぎると冬は寒いし、夏は暑く患者さんも辛く、労働環境も悪くなる。
④換気の仕組みは目に見えずわかりにくく、周知徹底が難しい。
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改善ポイント①
空気をどこから取込み、どこに排気するか、計画換気をしてイエローゾーンの空気を
クリーンゾーンに行かない様にする。(イエローゾーンは常時陰圧にしておく)
改善ポイント②
CO2センサーを設置して空気の汚れ具合を「見える化」して、数値が悪くなった時
換気扇を強運転に切り替える。(強運転切替のタイミングが分かってくる。)
改善ポイント③
三菱電機の熱交換式換気扇「ロスナイ換気扇」を設置する事により冷暖房した空気の
熱を回収して光熱費も抑える事ができて、冬場の加湿した空気の湿度も保ちます。
改善ポイント④
このポスターを作って、掲示する事により、空気の流れやCO2濃度の「見える化」
で、換気システム全体の仕組みを使う人が理解する事で、安心できる。
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ここからは、実際の工事画像です。

ロスナイ換気扇の設置予定場所です。

壁にφ100のパイプが通る穴を2つ開けます。(本体取付金具を付けた状態です。)

屋外から見た画像ですが、外壁はタイルで下地の上に耐火鉄板が貼ってあり開ける
のに大変でした。おまけに屋外の炎天下の作業で・・・・・


1台目のロスナイ換気扇がやっと着きました。朝9時から初めて午後2時を回っていました。

2台目のロスナイ換気扇を取り付ける場所ですが、既存の給気口を利用するので、
穴あけは1か所で済みます。

2台目の取付が、約1時間半で完了しました。穴あけが1箇所なのと、手慣れてきたので、
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今回取り付けた「ロスナイ換気扇」の説明・詳細です。


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ロスナイ換気扇の24時間換気と強運転を切り替える操作スイッチを現場の看護師さん
が操作できる場所に設置する事にしました。

100V電源は、天井裏から分岐して、室内の間仕切り壁に隠蔽配線して、換気扇に
送る配線は床下を通して配線しました。

換気扇操作スイッチのそばに「CO2センサー」を置いて、収容人数が増えて、
CO2濃度上昇の注意信号ランプがついたら現場の看護師さんに強運転に
切り替えるお願いをしました。
【今回設置したCO2センサー】

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今回、クリニックの休診日に1日で工事が完了出来て一安心でした。
院長先生には、お立合い頂き、何かと便宜を図って頂きまして、感謝いたします。
本当にありがとうございました。
by、ひろし
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