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クール暖(輻射冷暖房)リフォーム工事

広島市西区で輻射冷暖房システム(クール暖)工事承りました。

木造住宅ですが、壁、床、天井を解体した大規模リフォーム現場に「クール暖」4基を設置します。
天井材を貼る前ですが、天井裏に冷温水パイプの架橋ポリエチレン管を先行配管しています。



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天井裏に通した架橋ポリエチレン管ですが、冷水を流した時、結露しないように20mm厚断熱材のものを使用します。



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クール暖(輻射冷暖房システム)の概要図ですが、ヒートポンプ式室外機で冷温水を作り、それを循環させますが、熱交換器の上部から入れて、上部から出す仕組みです。
ドレン水は床下にもぐって配管します。冷温水も床下を通せれば作業の手間が少なくて済むのですが、熱交換器内にエアーをかんでしまうのでNGと言う事です。
システム概要の図面の中に「半密閉膨張タンク」が記載されていますが、長府製作所製のヒートポンプ熱源機には、本体に半密閉膨張タンクが内蔵されたものがあり、工事の際省けて、コストと手間を省けます。



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これまで、半密閉膨張タンクを取付けていましたが、今回メーカーさんから不要だと言う事で、長府製作所製のヒートポンプ熱源機をバラシて構造を確かめました。



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今回の現場では、4基の「クール暖」熱源機を取り付けますので、冷温水を4分岐させる「ヘッダー」が必要です。
20mm断熱の架橋ポリエチレン管が4回路、計8本を分岐させる為には、大きなヘッダーボックスが必要となりますが、現場の状況から、なるべくコンパクトに集約させる必要がありますので、自作する事にしました。




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画像に写っているヘッダーは、イタリアのCALEFFI社製です。分岐回路の圧力を均一に調整出来て、行き戻りの冷温水の温度も判る優れものですが、接続口のネジ径が日本の規格と異なり使いずらいです。



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夏場に冷水モードにすると、金属部分がびっしり結露しますので、アルポリと断熱材スタイロフォームで箱をつくります。




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上蓋にもの内側にも断熱材スタイロフォームを貼り付けました、



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上蓋をかぶせた画像です。後は現場て取り付ければ完成です。



現場が完成したらまた、ブログ、アップします。



それでは、お楽しみに



by、ひろし





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 株式会社ハマイ(http://www.555-801.com/)のブログです。

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